ヌーオロ(ヌオロ、島の言葉ではヌーゴロ)は、地中海第二の島、サルデーニャ(島の言葉では「サルディーニャ」)島の内陸に位置する大きな町だ。サルデーニャ島というと、コスタ・ズメラルダ(エメラルド海岸)に代表されるように、海岸のリゾート地という印象が強いかもしれないが、本当のサルデーニャ島の姿は内陸にある。 |
ヌーオロに向かう私鉄の車内。車窓には乾いた大地が延々と続き、ときたま町が現れると駅になる。 1990.9 |
乾燥しきった沿線の風景にあきたころ、私鉄のディーゼルカーは、ようやくヌーオロに到着した。 |
茫漠とした風景にいい加減あきたころ、車窓に突如ヌーオロの町が見えてくる。向こうにある山は、町の展望台から間近に見ることができる。 1990.9 |
店の中を見わたすと、奥は意外に広くなっており、ビリヤードの周囲には酒を片手に持った若者たちがたむろしている。 |
丘の上にあるヌーオロは、市内にも坂道が多い。意外にも、街並みはごく普通のイタリアの町と変わりなかった。 1990.9 |
家の壁にこんな落書き(?)が。イタリア政府や軍隊に対する反感が表現されているように見える。 *写真にポインタを合わせると、中央部を拡大します。 1990.09 |
この島の伝統的な文化や民俗は、「サルデーニャの生活と民衆の伝統博物館」で知ることができる。体を真っ黒に塗りたくり、仮面をかぶって歩く祭りは、キリスト教以前の文化が根強く残っていることを思わせる。 |
●所在地 |
町の中心部の風景。どのような不思議な町かと期待していたのだが、表面的にはなんの変哲もないイタリアの町で、ちょっぴり拍子抜けしてしまった。 1990.9 |
2003年11月作成 |
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