郡中(愛媛県)
愛媛県の県庁所在地である松山市から松前町をはさんで南に位置するのが伊予市であり、その中心地が郡中である。松山からはJR予讃線と伊予鉄道が乗り入れており、港を中心にして港町や交易地として栄えた町である。ちなみに、伊予市の鰹の削り節の生産は日本一で、郡中にはヤマキの大きな工場もある。
伊予鉄道の終点郡中港駅で降りて港までの道には、今でもあちこちに古い町家が残っている。当時はもっと多くの町家があったはずで、これだけしか撮っていないのが残念である。
1980年8月撮影
Gunchu Town, Iyo City, Ehime Prefecture
キャプションの数字は撮影地点の緯度、経度、撮影方向(真北が0°で時計回り)
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電車の停まっているところが、伊予鉄道郡中線の終点郡中港駅。左の道路は国道378号線。用水路は今でも残っているが、大部分は蓋がされている。
33.757010, 132.702935
210°
1980/08(★2019/08)

撮影場所がわからないのだが、おそらく郡中港駅のすぐ近くだと思う。中央は立派な土蔵造りたの商家。店先に大きな瓶が何本か置いてあるから酒屋か醤油屋か。その左は屋根に高窓が2つあるこれまた立派な建物。2軒はぴったりと接しているので同一の持ち主もしれない。その左の店の日除けには「新田天ぷら店」、その左の店には「こんにゃく製造」と書かれている。また、右端の家の日除けには「山崎洋装店」とある。ご存じの方は連絡をいただければ幸いである。
撮影場所不明
1980/08

萬安港の入り江から外海の方向を見たところ。左に見える木々のなかに五色浜神社がある。
33.755091, 132.698544
315°
1980/08

五色浜神社付近から町の中心部を望む。
33.755635, 132.697227
90°
1980/08

砂浜のある五色浜海水浴場あたり。夏だったが、夕刻だったからか海水浴をしている人の姿は見えなかった。
33.756226, 132.693163
195°
1980/08
2021年4月公開
Copyright © Takashi FUTAMURA