下 妻(茨城県)
市域の東側を鬼怒川が流れる下妻は、江戸時代には水戸と並んで要衝の地とされて、徳川家康の子をはじめ、親藩や譜代大名が治めた地であった。
関東鉄道常総線の駅が設けられており、駅の西側にある中心部には新しい家が建ち並んでいたが、東側にはひっそりとした町並みが息づいていた。
1982年11月撮影
Shimotsuma, Ibaraki Prefecture, 11/1982
キャプションの数字は撮影地点の緯度、経度、撮影方向(真北が0°で時計回り)

突き当たりの下妻神社の正面には、樹齢500年以上といれわるケヤキの木がそびえる。「倉持団扇店」という看板が見える右の家の屋根は茅葺き。
36.188793,139.959471
30°
1982/11

上の写真から50mほど後退して撮ったもの。この写真の右手後ろには地方裁判所がある。
36.188248,139.959434
15°
1982/11

1枚目の下妻神社の正面から振り返って撮った情景。
36.188916, 139.959485
180°
1982/11

さらに道を南下して下妻神社方向を見る。豪壮な商家は「徳田酒店」。現在は新しい店舗になっている。
36.186851,139.959273
30°
1982/11

関東鉄道常総線の下妻駅。下館方面に向けてディーゼルカーが発車していった。
36.182056, 139.964532
0°
1982/11
2019年3月公開
Copyright (c) Takashi FUTAMURA