日本地図上の位置

◆◆ 著 書 ◆◆
ようこそシベリア鉄道へ'
ようこそシベリア鉄道へ
(天夢人)
2,100円+税
2022年3月発売


定点写真でめぐる東京と日本の町並み
定点写真でめぐる
東京と日本の町並み

(青春出版社)
1,550円+税
2019年10月発売!


鉄道黄金時代1970'
鉄道黄金時代1970's
(日経BP社)
1,800円+税
2014年12月発売

江ノ島鎌倉観光(江ノ電)

江ノ島~湘南海岸公園

湘南海岸公園駅南側▲湘南海岸公園駅の江ノ島よりにあるお屋敷の前を通過するデハ301。門から公道に出るには線路を渡らなくてはならないのがわかる。
1976/11


湘南海岸公園駅南側▲上の写真からさらに100メートルほど江ノ島寄りをゆくデハ602。現在、線路の右側には「片瀬パークハウス湘南江ノ島」という大規模なマンションが建っている。
1976/11


湘南海岸公園駅南側▲湘南海岸公園駅のすぐ南側の踏切。茅葺きの門があったお屋敷も、現在は取り壊されて一般の住宅が建ち並んでいる。
1976/11


鵠沼~藤沢

柳小路~鵠沼▲デハ551の正面には、「開通80周年」ヘッドマークが。場所は柳小路~鵠沼のようです。きうじさん、情報ありがとうございます
1982/09


藤沢駅▲藤沢に到着したZパンタのデハ305。正面の行き先表示板は「かまくら」とひらがなで記されており、終点で「ふじさわ」と差し換えていた。
1970/01



 

 今では、とくに休日になると車内は乗客で満員。コロナ禍以前は外国人観光客にも人気で、鎌倉高校前の踏切などはマンガに出てきた場所というのでカオスな状態だった。1960~70年代に廃止が検討されたとは思えない繁盛ぶりの江ノ電である。
 藤沢行きに乗って稲村ヶ崎を出てしばらくすると、ぱっと視界が開けて海が見える。すると、乗客から「おーっ」という声が上がる。それが江ノ電で一番気持ちのいい瞬間だ。もっとも、最近は家が立て込んできて、その感動も薄れがちなのは残念である。
 とはいえ、軽鉄道の連接車が短い編成で往復しているのは昔のまま。これからも時間ができたら乗りにいくことになるだろう。江ノ島の生しらす丼もセットで。


2022年6月公開

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