幸手(埼玉県)
生家が都内の東武線沿線にあったので、幸手(さって)という名前は電車の行き先として耳になじんでいたが、実際に訪ねたのは1986年になってからのことである。
幸手は日光街道の宿場町として栄え、現在は東京のベッドタウンとして発展を遂げている。国道4号線は中心部を避けて走っているので、中心部は昔ながらの片側1車線の旧街道が貫いている。町内には古い商家が点在して、町外れは枡形の名残であろう急カーブが残されている。
とはいえ、21世紀に入ると、東武線の駅は近代的に改装され、古い商家も徐々に姿を消しつつある。のんびりした宿場の面影が味わえるのも、そう長くないかもしれない。
1986年8月撮影
Satte City, Saitama Prefecture
キャプションの数字は撮影地点の緯度、経度、撮影方向(真北が0°で時計回り)
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36.075895, 139.719033
150°
1986/08
36.075977, 139.719063
180°
1986/08(★2019/06)
36.080475, 139.720422
90°
1986/08(★2019/06)
36.080939, 139.720454
60°
1986/08
36.074693, 139.715645
300°
1986/08(★2019/06)
2022年2月公開
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