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日本の町並み

越生(埼玉県)

東武東上線の支線である越生線の終点が越生(おごせ)だ。そこにどんな町並みがあるかも知らずに、終点まで乗ってみようと思ってやってきた。JR八高線の駅もここにある。駅西口の道を直進すると、飯能と寄居を結ぶ県道に突き当たる。この県道沿いに、いかにも由緒ありそうな商家を何軒か目にして、うれしくなったのを思い出す。2~4枚目の写真である。
 それから30年たったが、ストリートビューを見る限り、西口駅前も商家も大きな変化がないようだ。今度は、梅の季節に越生梅林にでも足を運びたいと思っている。

1992年2月撮影
Ogose Town, Saitama Prefecture

キャプションの数字は撮影地点の緯度、経度、撮影方向(真北が0°で時計回り)

越生駅前

JR八高線と東武東上線が乗り入れる越生駅の西口。左側に見えるのは、郊外の駅でかつてよく見られた自転車置場だろうか。その奥に瓦の見える建物は燃料店。右側の食料品店(たばこも売っている)は、2021年現在も健在だ。

35.962081,139.298789
90°

1992/02

県道30号線沿いの商家

飯能と寄居を結ぶ県道30号線沿いには、立派な商家が連続して建っており、2021年現在も健在である。

35.963736,139.297639
315°

1992/02

県道30号線沿いの園芸用品店

現在は登録有形文化財となっている金子家住宅主屋(旧島野伊右衛門宅)。晩年の渋沢栄一が渋沢平九郎の墓参と講演会のために越生に立ち寄った際に、宿泊したという。この写真を撮影した当時は、作物の種や肥料が売られていた。

35.963764,139.297577
330°

1992/02

2軒の商家と蔵

右が金子家住宅主屋。左の建物は酒屋のようである。現在は、「大嶋屋商店」という看板が出ている。

35.963822,139.29736
30°

1992/02

道路の中央に残る木

大木をよけて道路が走っている。現在は、残念ながら木は切られている。枯れてしまったのかもしれないが。

35.963460, 139.294473
45°

1992/02

本清接骨院前

町の西側まで歩くと緑が濃くなり、写真の背後には山が迫ってくる。左の「本清接骨院」は2021年も健在だが、中央右の木は姿を消したようだ。

35.96328,139.294589
90°

1992/02

2022年2月公開


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