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尾盛~閑蔵の関ノ沢橋梁を渡る井川線の列車 1972.10 |
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---- 大井川の渓谷を走る ----
大井川に沿って、東海道の宿場町である金谷から上流の井川まで、60キロあまりの路線を持つのが大井川鉄道(現社名は、「鐵」の字を使って「大井川鐵道」となっている)である。 訪問:1972年10月 |
千頭駅で発車を待つ井川線の一番列車。大井川本線との接続はなく、千頭で夜明かしをしたからこそ乗れた列車である(いまは、そのような列車は設定されていない)。 1972.10 |
もちろん、2両の客車のうち、小さくて古いほうに乗る。座席はロングシートで、向かいの人とひざがぶつかるほど。 1972.10 |
寸又峡温泉への下車駅である奥泉駅。ここからバスが出ている。 1972.10 |
我々の目的地は、川面から約80メートルの関ノ沢橋梁。その最寄り駅である尾盛駅で降りようと思っていたら、なんと通過してしまった! 茫然としていると、関ノ沢橋梁の手前で停車。あわてて降りると、工事に向かう人びとも一人残らず下車。たぶん、近くにある工事現場に向かったんだろう……。 1972.10 |
▼関の沢橋梁から尾盛駅まで歩いて戻ってきた。これは、朝の下り2番列車。 1972.10 |
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▲尾盛駅は近くに人家もなく、通過も当然という風情。それでも、30年後に「秘境駅」として話題になるとは思ってもみなかった。 1972.10 |
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