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蔵出し鉄道写真館
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王子、尾久あたり (1970年8月~1971年2月)


上野駅常磐線ホーム 上野駅
 

今回は、カメラにカラーネガフィルムを入れて、上野から王子、尾久といった城北地域をぶらぶらと撮影したときの写真である。
まず、この2枚は上野駅の常磐線電車。
「常磐線ってエメラルドグリーンじゃなかったの?」と言われそうだが、これは山手線のお古の103系電車。だから、ウグイス色なのである。都心部では最後まで焦げ茶色(ブドウ色2号)の電車が残っていた常磐線に、大量に投入された。だから、左の常磐線ホームの写真では、左右の2本ともウグイス色。
右は、ウグイス色とエメラルドグリーンの混色編成である。


尾久客貨車区 尾久駅付近を通過する181系「あさま」
 

これは、尾久客貨車区にて。夕方に撮ったハーフサイズのネガカラーでも、最新の技術でここまできれいに再現されるというのは驚きである。
左の機関車は、初期型のヘッドライト1灯のDD13。右は、長野に向かう181系特急「あさま」。バックには、20系寝台客車や583系寝台電車が見える。


須賀貨物線と都電の平面交差 紙の博物館の蒸気機関車
 

そして、かなりマニアックな写真2つ。
左は、須賀貨物線と都電との平面交差。もちろん、単線のほうが貨物線である。王子駅から日産化学まで、EB10という小型の凸型の電気機関車が走っていた。EB10の前身は、蓄電池機関車AB10である。すでに貨物線の運行は取りやめていたが、EB10はしばらく田端機関区におかれていた。のちに公開日で目にすることになる。
右の写真は、王子の「紙の博物館」で見たもの。北海道の支笏湖畔を走っていた王子製紙専用線の機関車と客車。日本では珍しいサドルタンクタイプの機関車だ。
バックは王子駅。博物館のすぐそばを都電が走っていた。入場無料だったので、よく立ち寄ったものだ。現在、紙の博物館は飛鳥山公園にある。機関車と客車は苫小牧に里帰りして展示されているという。


工事中の西日暮里駅 常磐はつかり号
 

左の写真は、新設工事中の西日暮里駅。地下鉄千代田線の開業に合わせて、久しぶりに山手線に新駅ができるということで話題になった。
左を通過しているのは、高崎線か東北本線の中距離電車115系だろう。
右はおまけ写真。松戸駅を通過する「常磐はつかり」号。1970年の年末から翌年の年始にかけて運転されたものだ。珍しい写真のはずだが、常磐線を走っているということが、この写真じゃわからない……。

2011年5月作成



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