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只見線、会津線  (1974年10月)

土合駅 小出駅


全通前の只見線(小出~大白川)と会津線(会津若松~只見)には乗っていたが、1971年に只見線として全通してから、友人たちと初めて乗りにいくことにした。
上野発長岡行きの夜行普通列車という、今では想像もできない列車である。165系電車だったように記憶している。
 左(小画面では上)の写真は清水トンネル内にあるご存じ土合駅。右(小画面では下)の写真は、夜明けの小出駅である。当時は、このようて貨物側線があった。



只見線会津川口駅 上野鍵地平ホームの客車列車


夜行明けのぼんやりした頭で居眠りしていたためか、田子倉湖付近の風景は記憶がない。当時は、田子倉駅も営業していたのに、その写真を撮ることもなく会津川口に到着してしまった。
 もっとも、広々とした川に面した会津川口駅を見て、すっかり目が覚めた。当時は、ここにも貨物側線があり、木材が積み上がっていたのがわかる。



会津川口駅を発車 会津川口駅付近


まずは、川を渡る橋の上まで歩いて発車シーンを撮影。このあたりの風景は、今でも大きく変わっていないが、並行する道路はずいぶん立派になったようだ。車両はキハ45系かな。



会津川口駅 会津坂下駅?


左の写真は、国道から会津川口駅を見たところ。腕木式信号機がちょうど目の高さに立っていたので撮影した。裏側だけど、それはそれで珍しい記録写真かもしれない。
 右の写真はどこで撮ったか記憶にないが、会津坂下か西若松あたりではないかと思う。機関車は、切り欠き型除煙板(いわゆる門鉄デフ)を装備したC11 254。



会津線湯野上駅付近 西若松駅


只見線から会津線に移動して、湯野上(現・湯野上温泉)駅近くにある鉄橋で撮ったのが左の写真。向こうからこちらに向かってきた貨物列車も撮ったのだが、残念ながらディーゼル機関車牽引になっていた。
 右は、西若松駅を発車する貨物列車。C11が逆向きで引いている。構内にはこんなに腕木式信号機が並んでいた。



会津線湯野上駅 会津線湯野上駅


そして、湯野上駅から帰路につく。高校3年生の秋なので、夜行日帰りのささやかな旅だった。蒸気機関車もまともに撮っていないが、全線開通した只見線を端から端まで乗って満足。
 会津線は、その後、第3セクターの会津鉄道となり、湯野上駅は湯野上温泉駅と改称。茅葺き屋根の駅舎に建て替えられている。この駅舎が昔から茅葺きだったような記事を見かけるが、国鉄当時はこうした一般的な木造駅舎だったのである。右の写真にあるリヤカーには、列車で運ぶための荷物が積んである。



2020年11月公開


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