神辺(広島県)
神辺町(かんなべちょう)は旧山陽道の宿場町として、昔ながらの町並みが残されていると聞いていた。訪れたのは、1986年の正月のこと。正月2、3日に限定発売された国鉄の東海道・山陽新幹線1日乗り放題パスを使って福山まで往復し、神辺のほか、矢掛と井原(岡山県)を日帰りで訪れたのだだった。明治になって開通した山陽本線が町を経由しなかったためか、古い蔵造りの商家が数多く残っていたことに感動した。
町には1999年、かつての井笠鉄道神辺線をなぞって井原鉄道が開通。2006年には福山市と合併してその一部となった。
2019年に再訪したときには、蔵造りの建物は減っていたが、旧本陣跡がきれいに保存されているのを含めて、まだまだ往時の繁栄を偲ぶことができた。
1986年1月撮影
Kannabe Town, Fukuyama City, Hiroshima Prefecture
キャプションの数字は撮影地点の緯度、経度、撮影方向(真北が0°で時計回り)
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34.538395, 133.379821
330°
1986/01
34.539989, 133.379568
180°
1986/01
34.541045, 133.379438
210°
1986/01 (★2019/08)
34.541203, 133.379439
120°
1986/01 (★2019/08)
34.541601, 133.380492
75°
1986/01
34.541826, 133.381068
150°
1986/01 (★2019/08)
34.541874, 133.381220
60°
1986/01
34.542014, 133.381551
270°
1986/01 (★2019/08)
34.541816, 133.382654
165°
1986/01
2020年5月公開
Copyright (c) Takashi FUTAMURA