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蔵出し鉄道写真館
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陸羽東線 (1973年1月)


陸羽東線古川駅付近 陸羽東線古川駅付近
 

1973年正月の旅行の最後は陸羽東線へ。青森0時20分発の急行「十和田5号」に乗って小牛田には5時22分に到着した。
最初の2枚は、陸前古川(現・古川)駅付近で撮ったもの。もちろん、東北新幹線の駅がここにできるとは想像だにしなかった時代である。

左の写真は、夜明けにネガカラーで撮ったものだから、写真になるとは思えなかったが、最近の画像編集ソフトを使うことで、なんとか見られるまでにできたのは驚きである。

右の写真は、2014年12月刊行の拙著『鉄道黄金時代 1970's』(日経BP社)の表紙を飾った写真。陸羽東線で朝の通勤時間に1本だけ、蒸気機関車が引く客車列車が残っていた。貨物列車はC58ばかりだったが、この列車だけはなぜかC11だった。
列車の高さぎりぎりに、朝の太陽が入ることを計算して撮った。高校2年生とは思えない技である。これまた自画自賛。


陸羽東線東鳴子駅付近 陸羽東線岩出山駅
 

C11の客車列車を撮ったら、次の狙いはC58の重連が引く上り貨物列車である。この貨物列車は、上りの旅客列車に何度も追い抜かれるので、東鳴子、岩出山、陸前古川の3カ所で写すことができた。1粒で3度おいしい列車なのである。

左の写真は東鳴子駅の近く。撮影地ガイドでも知られた場所である。下っているのか、煙はほとんど吐いていないが、おかげでバックの山がきれいに入った。色は、画像編集ソフトで調整すればもっとうまく出ることだろう。
右の写真は、岩出山駅に停車中の同列車。そろそろ普通の写真を撮るのに飽きてきて、こんな構図にしてみたのだろう。


陸羽東線岩出山駅 陸羽東線岩出山駅付近
 

左の写真は、同じく岩出山駅で発車を待つC58重連。これはハーフサイズのカメラで撮っている。
ということは、この旅には、一眼レフのミノルタSR-1s、二眼レフのリコーフレックスに加えて、ハーフサイズのキャノンデミという3台のカメラを持って行ったことなる。いやはや、ご苦労なことである。

右の写真は、たぶん岩出山駅を発車した直後だと思う。もしかすると、陸前古川駅付近かもしれない。なかなか迫力がある構図になった。


小牛田駅
 

そして、最後は小牛田駅で撮影したホームの風景。すでに、「とりあえず写真館」でも取り上げたが、駅を利用している人びとの、さまざまな姿が写っていて、非常に気に入っている1枚である。大きいサイズはそちらにあるのでご覧いただきたい。
左の「笹かまぼこ」の広告の下には、懐かしい洗面所もある。夜行列車から降りると、まずホームの洗面所で歯を磨き、顔を洗ったものである。

このあと、仙台行きの急行「きたかみ2号」で仙台へ。乗り換えの20分ほどを利用して駅前に出て仙台市電をちょっとだけ撮影。仙台を15時10分に発車する急行「まつしま5号」に乗り、19時59分に上野に帰ってきた。



2015年3月作成



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