トップページ
東京 -昭和の記憶-
page 1 2

 
タイトル 
神田和泉町二丁目の亜細亜ビル

この建物は、三井記念病院の南側にあった旧・亜細亜ビル。住所は千代田区神田和泉町になり、浅草橋駅と秋葉原駅の中間あたり。煉瓦づくり風の外観に、曲線を用いた窓があり、よく見ると軒の部分にも細工がほどこしてあって、なかなか手の込んだビルである。

1985.8(2011.1)


これは、浅草橋の上から西方向を眺めたもの。下を流れるのは、江戸時代に開削された神田川である。右側の堤防の上に並んでいる船の乗り場は、船宿ごとに分かれている。

1984.9(2011.1)

浅草橋からの眺め

浅草橋からの眺め

こちらは、同じく浅草橋の上から、東側を望んだもの。やはり船の乗り場がある。
奥に見える橋は柳橋。そのすぐ向こう側で神田川は隅田川に合流している。

1984.9(2011.1)


浅草橋を渡って、馬喰町、横山町あたりには繊維問屋がひしめいていた。この写真は、問屋街の東の端あたり、「馬喰町繊維新道」と書かれている。住所は中央区馬喰町1-2。小伝馬町との境あたりである。
1980年代後半となると、すでに繊維産業は衰退の一途をたどっていたが、この写真を見る限り、まだまだ元気があったようだ。

1986.5(2011.1)

馬喰町繊維新道の入口

小伝馬町・東神田繊維街

上の写真の馬喰町繊維新道を進んでいくと、途中から東神田繊維街と名前が変わる。
当時は洋服の店で活気に満ちていたが、2011年に訪ねてみると、店はぽつぽつと残っているだけで賑わいはなくなっていた。

1986.5(2011.1)

2011年1月作成
 

▲ 前ページへ page 1 2  

■トップページ  | 「東京 -昭和の記憶-」表紙に戻る■

「定点写真でめぐる東京と日本の町並み」表紙 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』
(青春出版社)
1,550円+税
2019年10月発売!