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時刻表にない鉄道
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■鴨生付近の炭鉱跡
漆生線(1986年廃止)の鴨生駅で下車。そこから漆生寄りに歩いた場所から撮った写真だと記憶している。
地図の上には所狭しと軌道が描かれていたが、すでに炭鉱はなく、荒涼とした廃墟が広がっていた。
鴨生付近の炭鉱跡


鴨生付近の炭鉱跡 インクラインの跡。往時は、石炭を満載した炭車が、この坂をひっきりなしに往復していたに違いない。

大牟田の三井三池や長崎の島に行けば、まだまだ現役の鉱山鉄道に出会えたのだが、結局行かずじまいで終わってしまった。


炭鉱で働く人たちの住宅である炭住である。まだまだ、このときは一部に炭鉱が残っていたようである。
鴨生付近の炭住

■三進鉄工所のトロッコ
鉄工所のトロッコ 道を歩いているときに、たまたま目に入ったトロッコ。これも鴨生駅付近のようだ。
左側のトラックの車体には、 「稲築町 三進鉄工所」と書かれている。サイトを検索してみると、同名の鉄工所が、いまでも直方の市内にあることがわかった。

写真にマウスポインタを合わせると、車両が拡大されます。


■直方市石炭記念館
直方駅の南側の丘の上にある「直方市石炭記念館」
当時は、まだ開館したばかりであった。ここには、筑豊の炭鉱で働いた車両の数々が保存されていた。
これは、炭鉱の坑内に人を運ぶための人車。
保存されている人車


保存されている電気機関車 これは、坑外で炭車を輸送した電気機関車。鯰田(なまずた)炭鉱で使用されていたものである。
このほか、坑内用の圧縮空気式機関車といった珍しい車両も保存。2005年に訪ねたときも、車両は健在であった。


■薩摩布計の鉱山跡入口
鹿児島県の山の中にある山野線(1988年廃止)に乗車。ループ線のある薩摩布計駅で下車した。
近くに鉱山跡があるはずなので訪ねてみたら、こんな感じ。車両はおろかレールもなかった。
 鉱山の入口


2006年1月作成

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