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時刻表にない鉄道
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タイトル

 下北半島の東の端、尻屋崎に762mm軌間の専用鉄道があるというのは、以前から聞いていた。
 5万分の1の地図によると、その鉄道は石灰石の鉱山から出ていることがわかった。
 というわけで、1977年の秋、大学の友人とともに、下北半島一周というシブい旅のついでに寄ってみたのである。
踏切を通過する列車


 田名部から尻屋行きのバスに乗った。「尻屋崎口」で降りればいいのかと思っていたら、突如行く手に踏切が出現し、やがて「日鉄鉱業所前」というバス停が現れた。「おっ、ここだ、ここ」と、友人をせかして、あたふたと降りたのであった。


尻屋の位置 尻屋専用線の所在地

所在地: 青森県東通村
訪問日: 1977年10月

Higashi-Dori-Mura Village, Aomori.
1977/10



海沿いに走る専用線  機関車はといえば、色気のない、いかにも鉱山で使っていますというもの。まあ、これはこれで味があるかもしれない。

 だが、何よりも感激したのは、海をバックにして走る光景。
 この日のために冷蔵庫にしまっておいたエクタクロームプロフェッショナルの発色が冴えわたった……ような気がする。




 これが鉱山の入口。
 ちょっと 古い鉄道のお話のホームページによると、このなかはエンドレスループになっているらしい。で、ここから、ひんぱんに(記憶は定かではないが)列車が出てきた。
鉱山の入口



海岸線をゆくトロッコ  石灰石を満載した列車は、積出港である尻屋崎港に向かう。

 地上に出ている区間は、5万分の1の地図で見ると、2kmちょっというところか。
途中には、まるで五能線沿線を思わせる風光明媚な区間もあった。



 



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