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時刻表にない鉄道
下北半島の森林鉄道
タイトル 大畑駅
1977/10
はるばる来たぜ、大畑(おおはた)! ここは本州最北端の駅であった。

大畑線をアンダークロス その筋の人たちには有名な、大畑線をアンダークロスする軌道跡。
このあたりは複線だったのか?


▼町なかで、軌道が書き込んである地図を発見!「+-+-+-+」のマークがそれ。営林署も近くにあったようだ。
黒く写っているのは私の影……。

軌道が書き込まれた地図 とある製材所

町中を徘徊……じゃなくて逍遥していると、現役のレールと製材所を発見! 森林鉄道の本線から引き込まれていたのだろう。
工場内には材木を積んだトロッコが置いてあった。ネガにはトロッコが写っているのだが……。▲

大畑の町を歩いていると、あちこちにこんなレールを見ることができた。
工場裏

夕暮れどき

 これは駅近くの製材所(だったように記憶している)。子どもたちが野球をしていた。

 ところで、当時の地図を見ると、半島南海岸の川内とならんで、大畑は大規模な森林鉄道の発着地であったことがわかる。ここから、薬研温泉のほうに向かってかなり長大な路線が通じていたのだ。
 まあ、そんな先入観があったためか、なんとなく大畑は森林鉄道の残り香が感じられる町であった。腰を据えてじっくりと探していたら、もっと発見があったかもしれない。

 だが、どうもじっくりと踏査したり資料をあさって記録したりということが苦手な性格の私である。ふんいきを味わうだけで満足してしまうのであった。
 もっと詳しく研究した方がいらっしゃったら、ぜひホームページにまとめていただきたい。

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川代奥薬研大間材木佐井脇野沢

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